31 2020 Oct

【アート展開催中】arflex × 山本豊子 × 中島麦 PROPOSTA

こんにちは、PROPOSTAです。

ただいま、「暮らしがアートになる」展示会をPROPOSTAにて絶賛開催中です。

 


1階には「中島麦」さんの作品を展示。

長野県に生まれ、京都市立芸術大学美術学部で油画を専攻し、現在は大阪で活躍中。
アクリル絵具の巨大な一滴が持つ、物質性と物語性に着目した「luminous dropping」シリーズを展示しています。
絵具をキャンバスに垂らすことでできる、流れや色の溜まり、重なりをアート作品に。

 


色合いを考え、絵具の流れていく先を想像しながらの制作。
幾重にも色を重ねる事でできる、絶妙な色合い。
まさにこの世で一点しかない、一期一会の作品です。


 

 

2階には、「山本豊子」さんの作品を展示しています。


山本さんは大分県に生まれ、現在は東京在住の造形作家です。
青山学院大学理工学部物理学科宇宙物理専攻卒業、という異色の経歴を持ち、1995年、湯布院空想の森美術館で個展デビューを果たしました。
版画作品を中心に、立体、ビデオ、ドローイング、コラグラフなどの視覚的造形を表現されています。

今回PROPOSTAでは、「Foggy Scape(霧の中の風景)」と、「とある貴種流離譚」を展示しています。

カラフルな中島麦さんの作品とはまた一転、山本豊子さんは「黒」に大変こだわりがあるそう。
かつて豊子さんがアイルランドを車で旅したときに眼にした景色を作品にした、Foggy Scapeはまさしく霧の中のような、少し曖昧で寂しげな雰囲気の中に、ほんのりと暖かみを感じる作品。
黒と白だけでここまで表現出来る事に驚きです。



 

とある貴種流離譚シリーズは、明治維新で存亡の危機に直面した能楽師が、厳しい状況に追い込まれ手放した作品をモチーフにした作品。
深く考えず、受け取り手の印象で良いのだそうです。


猫の絵だと思っていましたが、実際はキツネなんだそう。
でも猫が遊んでいるかのように、絵の前に球の置物を置く遊び心。

イタリア家具のMolteni&Cと一緒に展示しても違和感なく調和します。

 

また、3階では今年の8月に死去した写真家・安斎重男が、生前のこした彫刻家イサム・ノグチの最晩年を記録した作品集と、イサム・ノグチのプロダクト作品の代表作、光の彫刻「AKARI」を合わせてご覧いただけます。


arflexの名作ソファ・MARENCOソファとAKARI。

 

それぞれ大変個性のあるアーティストの作品が、arflex・Molteni&Cの家具と見事にコラボしています。
すでにご来店頂いたお客様からは、今までのアートの展示会場で一番素晴らしかった、とお声を頂きました。

11月17日(火)までの期間限定・特別展示となりますので、この機会にぜひショールームへお越しください。
※水曜日定休、アート展の見学にはご予約不要です。

家具のお打ち合わせをご希望の方はご予約をお願いいたします。
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ご不明点はお気軽にお問い合わせ下さい。

どうぞよろしくお願い致します。